スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

忍とアリスの双方向の関係 (きんいろモザイク:第十話感想)

2013.09.11 17:16|きんいろモザイク
きんいろモザイク (4) (まんがタイムKRコミックス)きんいろモザイク (4) (まんがタイムKRコミックス)
(2013/09/27)
原 悠衣

商品詳細を見る

もうすぐ原作四巻が発売されるので今から楽しみです。

アニメは第十話「すてきな五にんぐみ」が放送されました。
アニメの各話タイトルは毎回絵本の題名から取られていますが、
今回の元ネタは、三人の強盗を描いた作品『すてきな三にんぐみ』ですね。
タイトルに沿って、第十話は外部から「すてきな五にんぐみ」を眺めるような話になっています。
すなわち、烏丸先生が主役となって、五人と関わっていくという形にまとめられているのです。
冒頭での彼女の語りと、末尾での登場が、その印象を強めています。

さて、本題に入る前に少し余談を挟もうと思います。
ご存じの通り、忍はテストで点を取ることが苦手で、今回も英語で十点を取っていました。
先日視聴していて、ふとそのテストの内容が気になったので一時停止で確認してみました。
以下が烏丸先生が作ったであろう小テストの問題と、忍の答えです。
家のテレビの性能の問題で、細かい部分は間違っているかも知れません。


1. 次の単語を書きなさい。
(1)共同社会 pablik (2)公共の、大衆 lessn (3)練習・習慣 pablik
(4)~を比較する 空欄 (5)言葉・言語 langage

2. 次の単語を使って日本語の文を英語にしなさい。
(1)私が描いたその絵を気に入ってくれるといいなあ。(hope/drew)
  I hope drew pictur.
(2)私に会いに来ませんか。(why/see)
  Why see me.
(3)陽子は綾と買い物に行くに違いない。(going/go)
  Yoko going go to shopping.


こうして見ると、ところどころ烏丸先生らしさの漂う問題だったり、
忍のミスが結構あるあるなものであったりすることが分かりますよね。
頑張って勉強しているのだけど、本当に分からないという感じが伝わってきます。
眺めていて、何となく高校時代のテストが懐かしくなりました。
細かい部分に注目してみるのも、個人的にはアニメ視聴の楽しみだと思うので、
本筋にあまり関係はないですが、最初にテストに少し注目してみました。



○忍とアリスの双方向の関係:占いについてと嫉妬について


今回は、作中で描かれた「二人の関係」に注目してみたいと思います。
前回は第六話の感想に続いて、再び「五人の関係」に着目しましたが、
その中で二人の関係はどのように描かれているのでしょうか。
とりわけ第十話の忍とアリスの関係に照準を合わせていきます。
けだし二人の関係には「双方向性」、「相互性」を見出すことができます。


まずは、占いの話の中での二人の関係を見てみましょう。
朝の占いで最下位になってしまったアリスは、
それを結構引きづりますが、忍のおかげで暗い気分から解放されます。

「当たる気がしないよ」
「ドンマイドンマイ ナイススイング!」
「諦めるのはまだ早いデス」
「でも 今日運勢も最悪だし…」
「フレーフレーアリス 頑張れ頑張れアリス 頑張れ頑張れアリス オー!」
「シノ…」
「打てますよ 大丈夫です」
――占いよりシノを信じる…! (10話、2巻53ページ)


ここで実際にバットを当てたことにより、アリスは下向きな気持ちを払拭します。
忍がアリスに悪い占いの結果を乗り越えさせたと言えるように思います。
これとちょうど同じことを、この後アリスも忍に対して行っています。

「今月の星占いは…」
「星占いですか? ふたご座はどうでしょう?」
「え? 今月の占い しのはあまり良くないみたい」
「え そうなんですか」
「占いなんて関係ないよ! シノはすっごくポジティブなんだから」
「ありがとうございます 私はアリスが居るだけで幸せなんですよー
 アリスはまるで 魔除けのお守りですね」 (10話、2巻58ページ)


ここではちょうど正反対に、アリスが忍を明るい気分にしています。
占いに関しては、忍とアリスがお互いに対して同様に振る舞っていると言えます。
例え占いが悪い結果であっても、相方がいれば二人は大丈夫なのです。


次に、二人の嫉妬の感情に注目してみましょう。
それを厳密な意味で「嫉妬」と呼べるかどうかは分かりませんが、
少なくとも相手と距離が近いと考えられる誰かに対して、二人は同様の感情を抱えています。
アリスは今回の話の中では烏丸先生に対して、複雑な感情を抱いています。

「それでシノがね ここ分かりづらいって
 シノ完了形が苦手みたい シノ五つ以上単語が並んでいるとダメなんだって」
「アリスさんは本当に大宮さんが好きですね 先生も好きですよ~」

――何!? この表情!! (10話、2巻35ページ)


この後、アリスは烏丸先生を「じーっ」と見守る(見張る)ことにします。
前回のかくれんぼの話のときもそうでしたが、
忍は度々烏丸先生への好意を示すため、アリスは危機感を抱いています。
「シノと仲良すぎるのはちょっとダメなんだけど…」と思っているのです。
忍もアリスと同様の危険を、勇に対して覚えています。

「忍は アリスが店先で売られていたらいくらで買うの?」
「どういうことなの!?」
「うーん それは難問ですね」
「そんな 本気で悩まないで…」
「うーん じゅ… 10万円…!!」
「安い!!」
「10万って安いですか!?」
「や 安くないけど わたしは人形じゃないんだよ もーっ イサミ!」
「そうねぇ お友達はお金じゃ買えないわよねー」
「イサミの言う通りだよ!」
お姉ちゃん 実は詐欺師ですね!?
「モデルよ」 (10話、2巻)


忍は基本的におおらかでのんびりしていますが、
勇に対してはアリスを取られるかもしれないという意識を持っています。
これはアリスが烏丸先生に対して抱く感情と同様のものと取ることができます。
実際に忍は「お姉ちゃんにはかないません」とまで言っています(3話、1巻58ページ)。
忍がこうした気持ちを表に出すことは珍しいため、貴重なワンシーンと言えるでしょう。
私にとっては個人的にかなり好きな部分です。


以上のように、忍とアリスの関係には「双方向性」「相互性」が見出せます。
占いに関しては、忍がグラウンドでアリスに暗い気持ちを払拭させたのと同じように、
アリスも本屋で忍に暗い気持ちを払拭させていました。
またアリスが烏丸先生に抱く感情と同様のものを、忍も勇に対して抱いていました。
作品の中で二人の関係は、このような形で描き出されていると言えます。
この双方向の、あるいは相互の関係は、作品の魅力の一つであると思います。


テーマ:きんいろモザイク
ジャンル:アニメ・コミック

コメント

非公開コメント

プロフィール

天秤

Author:天秤
天秤と申します。
アニメや漫画など、好きなものについて考えたことを書き込みます。
よろしくお願いいたします。

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

カテゴリ

最新記事

最近のつぶやき

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

アクセスカウンター

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

RSSリンクの表示

リンク

QRコード

QR

  • ページトップへ
  • ホームへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。