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ミューズでもあるパートナー (アイカツ!第85話考察)

2014.06.14 17:25|アイカツ!
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(2014/02/26)
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今回は、『アイカツ!』第85話「月の砂漠の幻想曲」を考えていきます。
個人的には、唐突に繰り出された蘭の必殺技が結構印象に残りました。
それがジョニーの言うように「ビューティフル!」であったことは、
「美しき刃」である蘭のイメージを受けてのものだと思いますが、
「魅惑の刃幻想剣」という名前は、どちらかというとそらを思い出させます。
そう考えると、とどめをさしたのは蘭一人でしたが、
あくまで蘭らしくもありそららしくもあった決め場であったと思うんですよね。
蘭とそら、二人の物語を、二人の色で締めくくったという印象です。

さて、この記事では、第85話を二つの観点から眺めてみたいと思います。
これまでの話とも関連させてみることで、第85話は一層面白くなる気がします。



○『アイカツ!』第85話:ミューズでもあるパートナー


(1) 蘭の成長:役に成りきるという課題

まずは、蘭の成長という観点から、物語を眺めてみましょう。
第85話は、新生スワロウテイルのオーディションをやった第21話の先の話と捉えられます。
そこでは役に成りきれなかった蘭が、今回は役に成りきることに成功するのです。

第21話では、蘭がアイドルのために何としてでもカードを奪いたいと思う、
スワロウテイルになり切れなかったから不合格になってしまいました。
このことは、次の場面で強調されています。

「まだだよ! 蘭これを! あとは任せたから!」
「いや、それじゃオーディションには……」
「美月ちゃんのファンにラブユーなステージを届けてください」
「うん! 美月ちゃんの願い、絶対絶対叶えてね」

――お願い! 私のアイカツカードを取り返して!
 このままじゃファンのみんなをがっかりさせてしまうわ!

「いちごたちは美月さんの想いをしっかり受け取って……」
私たち、大切なことを忘れてたみたいね」 (第21話)


蘭は、役に成りきるという点について、課題を抱えていたと言えます。
今回の話ではこれが、背後からの声に驚いてしまうということで表されていました。
蘭は当初、姫を守る凛々しく強い剣士にはなれていなかったのです。
しかし蘭は、特訓でそこをきっちり克服しました。
そして、その結果として剣士に成りきることができたため、蘭は合格できたのです。
この流れの中に、蘭の役者としての成長を見出すことができると思います。


(2) 蘭とそらの関係:ミューズでもあるパートナー

次に、蘭とそらの関係という観点から、物語を眺めてみましょう。
今回は恵方巻きのイメージガールの座を競った、第67話へのアンサーとも考えられます。
すなわち、第67話ではそらが蘭に、自分らしい恵方巻きでいいことを教えましたが、
今回は蘭がそらに、そららしい姫の解釈でいいことを伝えるのです。

それぞれの場面を確認してみましょう。

「こんなの今まで見たこと……」
「恵方巻きは自由な巻物。正解なんてない。
 だからこそ、自分が本当に信じるコーデを貫くしかない
「……おいしい」
「よかった」 (第67話)


「一緒になって戦う、か。そんなの全然思いつかなかったけど」
「ダメかな……?」
互いを信じ合う二人が、手と手を合わせて戦う。
 いいんじゃないか、すごく
「よかった」 (第85話)


今回蘭は、以前そらに背中を押してもらったときのように、
今度は自分がそらの背中を押していると読めます。
姫の解釈に関しては、珍しくそらも不安になっている案件であって、
それを安心させてあげるのは、セイラでもきいでもなく、蘭だけであったんですよね。
この辺りが恵方巻きの回で、いちごでもあおいでもなく、
そらが蘭に最初に教えた場面とかなり重ねられていると思うのです。
二人が良きパートナーである所以を見出せる場面と言えるかも知れません。

また、二人は単にアイドルとして良きパートナーであるとだけ提示されていたわけではありません。
次の場面に注目してみましょう。

「すごいでしょう、蘭の殺陣の修行!」
「てやー!」
「あっ! 分かったかも。私が本当になりたいお姫さまは……!」
「あ、ちょっとストップ!」
「ああ! そらちゃん!」
「どうしたんだ?」
「今、できたの。一生懸命頑張ってる蘭ちゃんを見て、新しいイメージが浮かんだ。
 これ、蘭ちゃんのドレス」
「うわあ」
「すごくかっこいいです!」
「ああ。姫を守る剣士のイメージにぴったりだな」
「気に入ってもらえて、嬉しい!」 (第85話)


この、そらが蘭を見て衣装のイメージの着想を得る場面は、
第83話でマコトが、おとめを見てステージの着想を得る場面と重ねられています。
そらと蘭の関係が、マコトとおとめのような、
良いデザイナーとアイドルの関係でもあることが明確に示されていると思います。
デザイナーに着想を与える存在とは、まさしく「ミューズ」に他なりません。

「紫吹。この先、モデルとしてやっていきたいのなら、
 ミューズの本当の意味を知っておきなさい」

「ミューズ。それは神話の中に出てくる女神たちの総称。
 彼女たちの、美しさと知性、それぞれが持つ個性は、
 多くの芸術家にインスピレーションを与えたと言われている。
 つまり、ミューズがいたから、芸術家たちは作品を生み出すことができた。
 芸術家もデザイナーも人間だもの。
 何かに刺激されて、影響を受けて作品を生み出してるのよ。
 あなたもそうじゃない? 親しい友達が頑張っているのを見て、
 自分も頑張ろうと思っている」
「はい!」
「デザイナーもそれと同じ。だからファッション業界では、
 デザイナーの創作意欲を刺激するモデルのことをミューズと呼ぶの」 (第23話)


そらにとっては蘭が、既にミューズのような存在になっていると考えられます。
第85話では、二人が単にアイドルとして良い関係であることだけでなく、
デザイナーとアイドルとしても良い関係であることが示されていたのではないでしょうか。

蘭はそらにとって、ミューズでもあるパートナーなのです。



○関連記事

  自分も相手もハッピーに (第83話考察)


テーマ:アイカツ!
ジャンル:アニメ・コミック

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