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支え合い、補い合うμ'sというグループ (ラブライブ!二期二話考察)

2014.05.04 21:19|ラブライブ!
どんなときもずっとどんなときもずっと
(2014/05/08)
μ's

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今回は、『ラブライブ!』二期二話について考えていきます。
二期二話「優勝をめざして」は、各部分で一期を思い出させ、
その頃と変わったこと、あるいは変わっていないことを提示していく物語であったと思います。
とりわけ一期における次の三つの話を想起させるものであったのではないでしょうか。
すなわち新しい順で言って、第一に一期十話の海での合宿、
第二に一期九話のことりの作詞、第三に一期六話のセンター決めの三つです。

二期二話は特にこれらと関わりの深い物語になっていたと思います。
そこで以下では、これら一期との関連を明らかにしつつ、
二期二話の内容を考えてみることにします。



○ラブライブ!二期二話:支え合い、補い合うμ'sというグループ


それでは、先に挙げた三つの話との関連について、順に説明していきます。

第一に、二期二話の「山での合宿」は、一期十話の「海での合宿」のことを思い出させ、
特に真姫の変化を強調していると読めます。
乗り気でなかった前回と比べ、真姫の態度は全体的に全然違いますが、
特に三人ユニットに分かれた次の場面での変化が印象的です。

「それじゃあ三班に分かれましょう。
 ことりを中心に衣装を決める班と、海未を中心に作詞する班、
 そして、真姫を中心に作曲する班、これで三班よ」
「ふんっ」
「よーし、じゃあユニット作戦で、曲作り、頑張ろー!」
「「「おー!」」」
おー」 (2期2話)


このワンテンポ遅れた「おー」が、真姫によるものです。
真姫は少し遅れて、みんなの掛け声に追随しています。
これは、輪の中に入れていなかった一期十話では有り得なかったことです。
それが、今や皆に乗っかっていけるようになったということが強調されています。
一期十話との対比の中で、真姫の変化が強調されていると考えられます。

第二に、作詞作曲衣装の三人がそれぞれ一人で取り組んでスランプに陥った後、
仲間と一緒に取り組むことでそこから脱するという流れは、
一期九話でことりが作詞を任されたときと同じ流れです。

「うまくいってよかったね。ことりちゃんのおかげだよ」
「ううん、私じゃないよ。みんながいてくれたから、みんなで作った曲だから
「そんなこと。でも、そういうことにしとこうかな」 (1期9話)


実際にことりは当初、一人で歌詞作りに取り掛かったものの行き詰まっていました。
そして、穂乃果の提案で全員揃って一緒に考える中で、アイディアが出てきたのです。
二期二話でも、歌詞、曲そして衣装の三つが、「みんながいてくれた」結果として完成します。
これは一期十話の展開を彷彿とさせるもので、二期三話の「前回のラブライブ!」で言うところの、
「みんなで助け合うことで乗り越える」というμ'sのやり方が再度提示されています。

第三に、作詞作曲衣装の作成という活動の要の部分について、
穂乃果が基本的に役立たないということが、一期六話に続いて二期二話でも提示されていました。
一期六話で穂乃果が何故リーダーなのか問われる場面を確認してみましょう。

「これで歌詞を考えたりするんやね」
「うん! 海未ちゃんが!」
「え?」
「歌詞は大体、海未先輩が考えるんだ」
「じゃあ、新しいステップを考えたりするのが?」
「それはいつもことりちゃんが」
「じゃあ、あなたは何してるの?」
「うーん、ご飯食べて、テレビ見て、他のアイドル見てすごいなーって思ったり、
 あ、もちろん二人の応援もしてるよ!」
「それだけ?」
「え?」
「うち、前から思ってたんやけど、
 穂乃果ちゃんって、どうしてμ'sのリーダーなん?」 (1期6話)


二期二話でも、置き去りにされる最初の駅の場面より始まり、穂乃果は基本的に終始寝ています。
ユニット作戦の最中も、ことりが衣装作りに奮闘する一方で完全に寝ているのです。
ただし、全く役に立っていなかったというわけではなく、
温泉の場面での言葉によって、不安を覚えていたことりの背中を押してはいます。
しかし、ほとんど寝ていたということの方が、物語中では目立っているのです。

これにより示されたのは、一期六話と同じく、
μ'sは穂乃果一強のグループではないということです。
もちろん穂乃果は、ここぞというところでの推進力とはなります。
しかし、彼女だけが重要な役割を担うというわけではありません。
例えば海未は行き過ぎた穂乃果のブレーキになりますし、
ことりは穂乃果と海未の間の調整役となります(1期11話等)。
以前の記事で述べたように、メンバーがそれぞれの役割を担い、進んでいくのがμ'sなのです。
二期二話は、穂乃果を絶対必要なリーダーとしてあまり描かないことで、
それぞれが支え合い、補い合うというμ'sの流儀の方を強調しています。

温泉の場面で穂乃果は、これを端的に言い表しています。

「私、まだできてない……」
「できるよ!」
「でも……」
「だって、九人もいるんだよ!」
「穂乃果ちゃん!?」
誰かが立ち止まれば、誰かが引っ張る。誰かが疲れたら、誰かが背中を押す。
 みんな少しずつ立ち止まったり、少しずつ迷ったりして、それでも進んでるんだよ!
 だからきっと、できるよ! ラブライブの予選の日は、きっと上手くいくよ!」
「うん!」
「そうだね」 (2期2話)


μ'sは、リーダーの穂乃果が引っ張っていくグループであると言うよりは、
メンバーがお互いに支え合い、補い合いながら進んでいくグループなのです。

結論として、二期二話は一期を思い出させるような物語でした。
そして、その中で特に示されていたのは、みんなの輪の中に入れるようになった真姫、
誰かが躓いたときには「みんなで助け合うことで乗り越える」という九人の流儀、
メンバーが補い合いながら進んでいくμ'sというグループの姿の三つであったと思います。
二期二話は、一期の内容を受けて、変わったことと変わらないことを示す物語であったのです。



○関連記事

  「意志」と「いま」の物語へ (二期一話考察)

    スクールアイドルと普通のアイドルの違いを考えてみた記事。


テーマ:ラブライブ!
ジャンル:アニメ・コミック

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