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伯仲する「アイドルへの想い」 (アイカツ!第六十五話考察)

2014.01.17 18:32|アイカツ!
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(2013/12/21)
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昨日、第65話「夢への扉」が放送されました。
いちごに美月がいて、美月にマスカレードがいたように、
ティアラやセイラにも、「憧れ」に近い存在がいたことが示された話だったと思います。
その中で改めて鮮明になったのは、『アイカツ!』は「憧れ」を描くけれど、
その対象をただ追いかけることを描くわけではないということです。

いちごは美月から離れてアメリカに行き、美月も織姫から離れてドリアカに行きました。
それと同じように、ティアラも織姫を追うのではないし、セイラもいちごを追うのではない。
二人は自分の「なりたい思い」で、むしろ契機をくれた彼女たちに対峙していく。
以下の回想の場面で、ティアラがセイラにかける言葉は象徴的です。

「でも、きらきらふわふわしてないし……」
「なりたい思いがあれば、誰でもアイドルになれる。
 いいじゃない。誰かを目指すことなんかないし、あなたはあなたのままでいい。
 音城セイラ。あなたはどんなアイドルになりたいの?
「あたしは……音と一緒に、自由に輝きたい!
 そして、きらきら輝くあたしの音を、世界中に広げたい!
 あたしの音で、みんなが楽しく、しあわせになって欲しい!」 (65話)


『アイカツ!』は、誰かに影響を受けながら、「わたしの夢」を追う物語なんですよね。
その意味で、自分だけの光を持つ「オリジナルスター」を誰もが目指していく。
美月がティアラと意気投合したのも、同じく織姫に憧れながら、
彼女とは違う道で頑張ろうとしているティアラに共感したからであると思います。

さて、この記事では前回の話も交えつつ、
今回の話の中で特に何が示されたのかということを考えていきます。
とりわけ注目するのは、いちごとセイラの勝負が「引き分け」だったことです。
そこにはどのような意味を見出すことができるでしょうか。



○『アイカツ!』第65話:伯仲する「アイドルへの想い」


それでは、「引き分け」は何を意味しているのかという問いから始めていきます。
いちごとセイラは既に何度も直接対決を経験しており、
その都度、勝ったり負けたり引き分けたりしてきましたが、
とりわけ前回、福女レースでセイラがいちごに敗れていることに注目してみましょう。
前回はセイラが負けましたが、今回は引き分けに持ち込んだ。
思うにこの流れにこそ、意味を見出すことができます。

注目すべきは、前回と今回の物語の主なテーマの違いです。
前回は「アイドルの適性」を、今回は「なりたい思い」をテーマにしていたと考えられます。
まず、福女レースについては、ティアラが次のように言っていました。

「このレースでみんなが競うのは、運動神経の良さとアイドルの適正なんだって」 (64話)


そして、レース中にセイラが躓いたのは、「アイドルの適性」の方でした。
すなわち、最高の笑顔を作るという適性検査を、セイラは突破することができなかったのです。
ここはソレイユの面々がすんなりと通過できたのと対照的で目立っています。
この原因としては、セイラはアイドルになってまだ日が浅く、
一年目で散々学んできた三人に比べて経験値が足りなかったからであると考えられます。
適性検査では、そのアイドルが「如何にアイドルらしいか」が計られたと言えますが、
そういった「アイドルらしさ」という点ではセイラはいちごたちにまだ劣る面があるのです。

セイラの敗北という結果は、そうした事実を示唆していたと読むことができます。

このように「アイドルの適性」、「アイドルらしさ」が問題となった前回に対して、
今回は「なりたい思い」、「アイドルにかける気持ち」が問題になっていました。
そのことは上述の引用部や、果てはアイカツ格言から窺い知ることができます。
とりわけ掘り下げられたのは、セイラのアイドルに対する気持ちでした。

「たのもー!」
「なになに!? あなた面白い!」
ここに来れば、なりたい思いがあれば、
 誰でもアイドルになれるって聞きました。
 あたしも、アイドルになれますか? らららって音を出せますか?」 (65話)


「なりたい思い」、「アイドルにかける気持ち」でもって、
「最初の扉」を強引にでもこじ開けたセイラの姿が非常に印象的です。
このように今回は「アイドルらしさ」ではなくて、「アイドルへの想い」がテーマでした。

そして、そうした物語の末尾でセイラがいちごに引き分けたということは、
彼女が「想い」の面ではいちごにちっとも劣っていないことを示していたと思います。
アイドルとしては経験が浅く、「アイドルらしさ」という面からみると、
一年目で散々学んできたソレイユ三人に負けるところもあるセイラですが、
「アイドルへの想い」の面では堂々と肩を並べることができる。

そういったことが、今回の引き分けによって示されていたのではないでしょうか。
アイドルへの想いは伯仲しているということが、第65話には表れていたと考えられます。



○関連記事

  福女レースの順位から見えてくるテーマ (第64話考察)


テーマ:アイカツ!
ジャンル:アニメ・コミック

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