スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

そらだけの「Bohemian Sky」という道 (アイカツ!第六十一話考察①)

2013.12.15 11:42|アイカツ!
COOL MODECOOL MODE
(2013/12/21)
STAR☆ANIS

商品詳細を見る

第61話「キラ・パタ・マジック☆」が放送されました。
風沢そら初登場の回であり、また久々に星座アピールが出た回でもありました。
どんどんレベルアップしていくステージの演出の中でも、
星座アピールが出る回の盛り上がりというのはいつも格別な気がします。
平時に結構ふわふわとしているそらの、あのかっこよさと言ったら!
ステージを何度も見返す中で、何度ため息をついたか知れません。

さて今回は、第61話について特に二点考えてみたいと思います。
一つ目はそらに、二つ目はきいに関連することです。
この記事では前者に関係する、次の問いを扱うことにします。
すなわちそらが選び取った、「Bohemian Sky」という道はどのような道であったのでしょうか。
この問いからスタートして、そらが提示したことを考えてみたいと思います。
長くなってしまうので、きいについてはまた別の機会に語ります。
もしよろしければ、少しの間お付き合いいただければ幸いです。



○『アイカツ!』第61話:そらだけの「Bohemian Sky」という道


今回の話の中で、そらに関連して気になったのは次の場面です。

「言われてみれば、どうしていいか、悩んでると思う。
 わたしはね、今まで作りたい服を自由に作ってきた。ほとんど趣味みたいにね。
 でも、ブランドを立ち上げたら、そうはいかなくなる。
 新しい衣装を定期的に発表する責任が生れる。
 例えアイディアがなくたって、作らないといけないよね。お仕事だから」
「アイドルが風邪を引いても、ステージに立たないといけないのと同じか」
「うん。それがわたしにできるかなって思うし、あとこの前二人のステージ見たんだけどね、
 スイングロックのプレミアムドレスを着たセイラは、すごくロックでかっこよかった。
 きいちゃんはマジカルトイのバラエティタイルコーデだったよね。
 きいちゃんのかわいいところが、すごくよく出てた」
「ありがとう」
デザイナーには、そういう風に衣装でアイドルの魅力を引き立てる責任もある。
 それができるかなってことも、考えちゃうかな」 (61話)


ここでそらは「自由」「責任」を問題にしています。
今まで「自由」に衣装を作ってきた自分が、デザイナーの「責任」に耐えられるのか。
これは『アイカツ!』全体のテーマに通じる問題であると思います。
「自由」と「責任」は、『アイカツ!』がこれまで描いてきた、
「楽しいアイカツ」「真剣なアイカツ」に繋がってくるからです。
けだし一年目では、前者をいちごが、後者を美月が特に体現しました。

すなわち、一方でアイカツは、アイドルたちが「自由」に、
やりたくてやっているからこそ、「楽しい」ものであり得ます。

そしてカツドウを楽しんでやるからこそ、アイドルはその中で最高に輝くことができます。
このことは例えば、いちごが第53話よりセイラに対して示してきたことでした。
そこでセイラは勝ったのにもかかわらず、いちごの方が「輝いていた」と評します。
それはいちごが「楽しい」と感じていたからに他なりません(第53話)。
前回ぽわぽわプリリンが提示したのも、そうしたアイカツの側面でした。
つまり、おとめのやりたいことこそアイカツであると明確に語られるのです(第60話)。

また、他方でアイカツは、アイドルたちが仕事として、
「責任」を持ってやらなければならないからこそ、「真剣な」ものであり得ます。

そしてカツドウに真剣に取り組むからこそ、アイドルはファンに応えることができます。
このことは例えば、美月が初登場より一貫して描き出しています。
彼女はトップアイドルとしての責任を意識して、誰よりも真剣にカツドウに取り組み、
その果実としての圧巻のパフォーマンスで常にファンを満足させてきました。
上の引用部でセイラの言っている、「風邪を引いても休まない」という「責任」を、
美月は作中で実際に果たしてみせたアイドルでもあります(第49話)。

このように、そらの言う「自由」と「責任」というのは、
アイカツの持つ二面性に対応していると考えることができます。
重要なのは、そのどちらかを肯定してみせるというわけではないことです。
楽しむことも真剣にやることも、「どちらも重要である」ということが、
いちごと美月、二人のアイドルによって提示されてきたことであると思います。

第61話でのそらの決断も、この延長で捉えることができます。
すなわち彼女は今回、「自由」を放棄したのでも、「責任」を拒否したのでもありません。
ブランドを立ち上げて、「責任」と向き合う立場を甘受しながらも、
その中で「自由」であろうとする道、
そらだけの「Bohemian Sky」という道を彼女は選び取るのです。

そこでは「自由」も「責任」も「どちらも」抱かれていると言えます。

結論として、第61話でそらが提示した「自由」「責任」という問題は、
アイカツの「楽しさ」「真剣さ」に対応していると考えることができます。
この二面性を、これまでとは異なった領域において改めて示して見せたのが、
「Bohemian Sky」を立ち上げた、そらというデザイナーであったのではないでしょうか。
彼女は誰かを衣装で元気にしたいという気持ちでもって、どちらも選んでいくのです。



  続き: きいだから代弁できること(アイカツ!第六十一話②)


テーマ:アイカツ!
ジャンル:アニメ・コミック

コメント

非公開コメント

プロフィール

天秤

Author:天秤
天秤と申します。
アニメや漫画など、好きなものについて考えたことを書き込みます。
よろしくお願いいたします。

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

カテゴリ

最新記事

最近のつぶやき

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

アクセスカウンター

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

RSSリンクの表示

リンク

QRコード

QR

  • ページトップへ
  • ホームへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。