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最大のライバルは最高の仲間 (アイカツ!第五十九話考察)

2013.12.02 16:58|アイカツ!
KIRA☆Power/オリジナルスター☆彡KIRA☆Power/オリジナルスター☆彡
(2013/10/23)
STAR☆ANIS

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第59話「ちょこっと解決☆チョコポップ探偵」が放送されました。
久々に演技を扱う回で、ステージこそなかったものの、
九人が演じる探偵劇は見応え十分だったと思います。
その中でまず気になったのは、セイラたちが合格した理由です。
何故二人が最終的に合格することになったのでしょう。

監督がセイラを褒め称える、次の場面がおそらくヒントになっています。

「それで、どんな依頼なんだ?」
「実はね、盗まれたチョコレートを探して欲しいんだ」
「盗まれたチョコ?」
「うん。チョコの本場、ベルギーの、伝説的なパティシエが作ったチョコレートが、
 日本に持って来られた途端に盗まれちゃってね。みんなにそれを探して欲しいんだ」
「うん!」
「わかった! あたしたちが絶対見つけるよ! まかせといて!」
「セイラちゃんいいねぇ~。積極的に役に入ってる!」 (59話)


ここで監督は、絶対見つけると言いきって見せるセイラを眺めて、
「積極的に役になり切っている」と評価しています。
この評価は、スワロウテイルのオーディションを受けた、第21話を思い出させます。
すなわち、第21話でいちごとおとめが怪盗役に選ばれたとき、
重視されていたものというのは「何かをしたいという気持ち」でした。
それを必要としている美月のために絶対カードを持ち帰りたい。
そういう気持ちは演技と割り切っていて、役に成り切れていないと出てこない。
だから劇中で、何としてでもカードを持ち帰ろうとした二人が合格したのです。

今回セイラも、いちごやおとめと同じことをしたと言えます。
すなわち引用部でセイラが見せているのは、探偵として、
依頼人のためにチョコを見つけ出したいという意志に他なりません。
これはカードを持ち帰りたいと考え、行動した二人と同じと考えられます。
こうした「気持ち」の重視が、セイラたちの合格の裏には見出せるのではないでしょうか。



○『アイカツ!』第59話:最大のライバルは最高の仲間


今回は、内容を確認しながら、そこで描き出されたテーマについて考えてみたいと思います。
特に注目するのは、九人での探偵劇と、いちごとセイラの掛け合いの二つです。
ここから、第59話のテーマについて、考えてみましょう。

まず、九人での探偵劇が特徴的なのは、それが「みんなで作り上げた作品」であり、
かつ「オーディション」でもあったということです。
正確にはかえでは会議には出席していませんでしたが、
探偵劇はそれぞれが智恵を出し合った結果できあがった作品でもあるという点で、
これまでのオーディションとは一線を画するものとして現れています。

そして九人での劇が「みんなで作り上げた作品」でもあり、「オーディション」でもあったことは、
九人が「仲間」でもあり「ライバル」でもあるという、これまでに強調されてきたテーマと関係します。
つまり、九人は「仲間」として「一つの作品」を一緒に作り上げた一方、
「ライバル」として「オーディション」の中で競っていました。
「みんなで作り上げた一つの作品」でもあり「オーディション」でもあるという、
探偵劇の二重の意味は、アイドルたちの二つの関係にそのまま対応していたのです。

次に、そうした二重の意味を持った「九人の探偵劇」の後に、いちごとセイラの掛け合いが続きます。

「今日は、わたしがドならセイラちゃんがレだったね
「ふふっ、楽しかった! また一緒にオーディション受けよう!」
「うん! ちょこちょこっとね!」 (59話)


この場面は、いちごとセイラが対峙した第53話と対比的です。
いちごとセイラがライバルとして競った後に、次のような場面がありました。

「音城セイラちゃんが星宮いちごちゃんを上回った~!」
「うう~、負けちゃった! でも気持ちよかった~。楽しかったね、セイラちゃん!

「おつかれおつかれ~! よかったよセイラ! いちごちゃんに勝ったね!」
「本当に勝ったのか? なんだか、勝った気がしない。
 あたしの音より星宮いちごの音の方が弾んでた。
 キラキラ光ってて。だからあたし、勝ってない……」 (53話)


勝ったのにもやもやしていた第53話と、勝って「楽しかった」と言えた第59話。
この対比で、基本的にはセイラの成長が浮き彫りにされています。
いちごたちと一緒に活動することを通して、セイラは「楽しむ」ことの重要性を学び、
自ら「楽しかった」と言うことで、かつて感じていたもやもやに決着をつけたのです。

とりわけ第58話では、いちごたちから直接「楽しむ」ことの重要性を教示されています。

ただ、この場面で重要なのは、いちごもセイラの考え方を吸収していることです。
いちごも、「あなたがドならわたしはレ」を目指す姿勢をセイラから改めて学んでいます。
第59話の先の場面に見出せるのは、いちごからセイラへの一方的な影響ではなく、
彼女たち二人の相互の影響であったと言えます。

そしてこの場面も、「仲間」でもあることと「ライバル」でもあることに繋がっています。
つまり、二人は「ライバル」としてお互いに「レ」たろうとする一方で、
「仲間」として活動を一緒に「楽しむ」のだということが表れているのです。

いちごとセイラの掛け合いを通じて提示されるのは、
「競う」アイカツと「楽しむ」アイカツの並立であり、
またそれと対応する、「ライバル」であることと「仲間」であることの並立であったと言えます。

結論として第59話は、二重の意味を持つ探偵劇や、いちごとセイラの掛け合いにより、
いちごたちが「仲間」でもあり「ライバル」でもあることを改めて提示しています。
これまではどちらかと言えば、「仲間」の側面が強調されてきましたが、
ここにきて「仲間」でもあり「ライバル」でもあることが改めて確認されているのです。
最大のライバルは最高の仲間でもあり、最高の仲間は最大のライバルでもある。
それが第59話のテーマであったと言えるのではないでしょうか。


テーマ:アイカツ!
ジャンル:アニメ・コミック

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