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スターライトクイーンを受け継ぐぽわぽわプリリン ――ソレイユに並ぶユニットとして (アイカツ!第148話考察)

2015.09.06 11:28|アイカツ!
今回は、先日放送された『アイカツ!』第148話を考えます。
ぽわぽわプリリンが初めて三人でのステージを披露するとともに、
ドリームアカデミーの四人も久々のステージを披露した本話。
ぽわぽわプリリン関連の話として、第60話が思い出される話であったと思います。
しおんだけがステージに立てず、かえでを代役に立ててステージに臨んだあのときとの対比で、
今回のしおんも含めた三人でのステージは、非常にドラマティックなものに映りました。
しかし、他方で第60話と第148話には、
しおんがステージに立つ立たないという大きな差があるにもかかわらず、
ぽわぽわプリリンの流儀とも言えるような、通底する点もあったと思います。

というのも、本番前になってもおとめとさくらだけしかおらず、周囲が心配し始める中で、
おとめとさくらはしおんを信じるというところについては、第60話も第148話も同じでした。

第60話ではしおんが代役を連れてくることを信じ、
今回はしおんがやって来ることを信じたのです。
この信頼は、二つの話の中で全然変わっていません。
これこそが、ぽわぽわプリリンの中心と考えられます。

つまり、第60話でも第148話でも、おとめとさくらはしおんを信じて、
しおんはそれに応えることで、ぽわプリとしてのステージを成功させたのであって、
その意味で「三人でステージを作っていく」ぽわプリのスタンスは通底しているんですよね。
そこにぽわぽわプリリンである彼女たち三人の流儀がありました。

さて、このようにぽわぽわプリリンを取り上げていた本話ですが、
彼女たちはどのようなグループとして描かれていたでしょうか。
私は、主に二つの側面から描かれていたと思います。
特に強調したいのは、ソレイユとの関係です。
以前の記事で述べたように、ソレイユは、美月からトップアイドルを受け継ぐ者として、
かつての美月のようにアイカツを一層盛り上げる企画を提示する立場で登場していました。
これに対して、ぽわぽわプリリンは如何なる立場で現れていたでしょうか。
鍵となるのは、おとめがドリームアカデミーを乱入させていたことです。
このことは、如何なる意味を持っていたと考えることができるでしょうか。

以下、このことについて私見を述べていきたいと思います。
もしよろしければ、これまでのぽわぽわプリリンの活動を思い出しつつ、
少しの間お付き合いいただければ幸いです。



それでは、第148話でぽわぽわプリリンがどのようなグループとして描かれていたかを考えます。
けだし、ぽわぽわプリリンは、第一に美月からスターライトクイーンを受け継ぐグループとして、
第二にかえでのようにファンを驚かせ、楽しませるグループとして描かれていたと思います。

この二つについて、順に説明していきます。


(1) スターライトクイーンを受け継ぐグループとして

まず、今回ぽわぽわプリリンは、ドリームアカデミーの四人を、
ステージに乱入させるグループとして登場していました。
第148話は、ぽわぽわプリリンが三人でステージに上がる様だけでなくて、
ドリームアカデミーの四人とコンタクトを取って乱入させる様まで描いていたのです。
この部分には、ソレイユと同時期から頑張っていて、
彼女たちと別のところで美月を受け継いでいる、
ぽわぽわプリリンの矜持のようなものを見出せると思います。

つまり、ぽわぽわプリリンは、ソレイユの大スターライト学園祭に招かれるだけではなくて、
そこに自らの企画をぶつけていくグループとして描かれていました。
そこにおいて、ぽわぽわプリリンは主催者たるソレイユの隣に並んでいたと考えられます。

ただ単に同じ時期からユニットとして活動しているから、並べたわけではありません。

ぽわぽわプリリンは、ソレイユと同じく、されど別のところで、
美月を受け継ぐグループであるからこそ、
「トップアイドル」を受け継ぐ者として、アイカツを盛り上げる企画を立ててきたソレイユに、
イベントを更に盛り上げる企画をぶつけることができたのです。
ぽわぽわプリリンが美月から受け継いだものとは、
「スターライトクイーン」の立場に他なりません。

ドリームアカデミーの四人の『ハッピィクレッシェンド』は、
第72話から第73話の両校が協力して実施した学園祭と、
おとめがスターライトクイーンとして頑張っていた姿を思い出させるものです。
大スターライト「学園祭」にドリームアカデミーの四人を招いて盛り上げるということ自体が、
おとめに第72話から第73話の経験があったからこそのものとも考えることができます。
セイラたちの乱入は、スターライトクイーンの経験と繋がる案であったのです。

結論として、ソレイユ(いちごたち)は、三人組アイドルが競い合う、
美月を思い出させるような競争的な企画を提示して見せたのに対して、
ぽわぽわプリリン(おとめたち)は、そこにドリームアカデミーも参加させていく、
美月を思い出させるような学園の垣根を越えた企画を提示して見せたのです。

二つのグループは、アイカツを盛り上げる企画を自ら立てて持ち込む、
美月を受け継ぐ者たちとして描かれていたと読むことができます。


(2) 驚かせ、楽しませるグループとして

次に、今回ぽわぽわプリリンは「びっくり箱」のようなグループとして表現されていました。
この表現は、第60話で現にびっくり箱で登場していた、かえでを思い出させるものです。

「レディーズ、エーンド、ジェントルメーン!」
「ん?」
「ハーイ! しおんからの贈り物。
 一日限定ぽわぽわプリリンの、一ノ瀬かえでだよ!」 (60話)


ここでかえでは、アイドルとスタッフ数人しかいなかった楽屋であったにもかかわらず、
びっくり箱から登場するという大がかりなサプライズをやってのけています。
ここに見出せるのは、誰かを楽しませたいというかえでの強い気持ちです。
今回ぽわぽわプリリンは、このかえでのような側面も持つグループとしても表現されていました。

つまり、たくさんのサプライズでもってファンを楽しませていく、
ぽわぽわプリリンの「びっくり箱」の様な姿は、
かつて第60話で臨時にかえでが加入していた、
グループとしてのものであったと読むことができます。
かえでの加入は一時的なものに過ぎませんでしたが、
その過去は、現在のぽわぽわプリリンの姿に確かに見出すことができるのです。

ぽわぽわプリリンは、かえでのように、驚かせ、楽しませるグループでもありました。


全体の結論として、ぽわぽわプリリンは、
美月からスターライトクイーンを受け継ぐグループとして描かれるとともに、
かえでのように驚かせ、楽しませるグループとして描かれていました。
ぽわぽわプリリンのこうした姿は、おとめがスターライトクイーンとして頑張ってきた過去と、
かえでが一時的に加入した過去から繋がるものであったと思います。
その意味で、第148話は、ぽわぽわプリリンの集大成と言っても過言ではないでしょう。

しかし、きっとここで終わりではありません。
だからこそ三人はステージの後、「いつものように」、お祝いをしていたと考えられます。
今回の大舞台も、三人にとってはいつもの三人での仕事に過ぎなかったのです。
最後の掛け声と決めポーズは、これから更に上へと飛んでいくことを仄めかしているようでした。

aikatsu13.png

三人であるから一層頑張れる三人は、
過去から繋がる今から、更に繋がっていく未来へと、きっと進んで行くのです。



○関連記事

  前回の記事

    トップアイドルを受け継ぐソレイユ ――美月が一言も語らない意味 (第百四十六話)

  ぽわぽわプリリンに関する記事

    ぽわぽわプリリン三人の流儀 (第六十話)



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