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珠璃とひなきのユニットに見出せるテーマ ――二人の「新しい自分を志向する」という同質性 (アイカツ!第132話考察)

2015.05.10 17:02|アイカツ!
今回は、『アイカツ!』第132話の内容について考えたいと思います。
スミレと凛に続いて、珠璃とひなきがユニットとしてデビューする今回の物語。
これについて、以下の二つの問いを立てて、内容を掘り下げていきます。
すなわち第一に、第132話のステージで使われた曲は、
第120話と同じく『Poppin' Bubbles』でしたが、
このことにはどのような意味が見出せるかという問い、
第二に、そもそも何故今回ユニットを組むのは、
珠璃とひなきであったのかという問いです。
とりわけ後者については、これを考えることで、
情熱ハラペーニョが提示するテーマに肉薄できることでしょう。
以下では、この二つの問いについて、それぞれ私なりに考えていきたいと思います。


(1) ステージ曲が再度『Poppin' Bubbles』であった意味

第132話のステージは、第120話と同じく珠璃とひなきの『Poppin' Bubbles』で、
カメラアングル等に目立った変更はないのですが、オーラの出方が全然違います。
二つのオーラが個々に出ていた第120話に対し、
一つの大きなオーラが出ているように見えるようになっているのです。

オーラの出方の変化が分かりやすいのは、オーラの出始めのところと、
曲終わりの太陽の方を見上げるところで、特に後者においては、
二人のオーラが交じり合って、一つの大きな球状になっていることが確認できます。
この変化は、どのように考えることができるでしょうか。

けだし、第120話では、珠璃とひなきは個々のアイドルとしてステージに立っていたので、
オーラも別々に出ているように見えるのですが、
第132話は「情熱ハラペーニョ」として一緒にステージに立っているので、
オーラも一つにまとまっているように見えたと取れます。
また、二人のオーラが一つにまとまって見えるためには、
それぞれのオーラが二人を包み込めるほどに大きく出なければなりません。
現に第120話においては、二人のオーラはともに、
一人の身体を包むことができる範囲にしか出ていませんでした。
第132話のオーラの出方は、オーラの大きさの面でも第120話と対照的であったのです。
よって、第132話のステージは、二人のオーラが日々のアイカツで大きくなったことと、
一つのユニットとして一緒に出ていることを提示するものであったのではないでしょうか。


曲が『Poppin' Bubbles』なのは、直感でユニットを組みたいと考えたときに、
すぐに率直に「自分の気持ちを伝えに行く」珠璃の姿が、
曲のテーマに合っていたからでしょうが、上述のように、
同時に未だユニットでなかった第120話のステージと対比させる意味もあったと思います。


(2) ユニットを組むのが珠璃とひなきであった意味

第132話でユニットを組むのが珠璃とひなきであったのは、
二人が性質的に「いい感じで違ってる」としても、
アイドルとして似た核を持っているためであったと思います。
それは、第130話から第131話までに示されたように、スミレと凛が、
「好きなものを選んでいくアイドル」である点で一致していたのと同様です。

すなわち、珠璃とひなきは「新しい自分を志向するアイドル」である点で一致しています。
二人のアイドル活動は、それぞれの幼少期の芸能活動を念頭に、
「新しい自分」であることを志向する活動に他なりませんでした。
このように、アイドル活動の根底にあるものについて、二人は一致しています。
だからこそチョコかけポテチで投合できるわけです。

こうした二人の同質性は、以前述べたように第120話で暗示されていて、
その先に今回の話は位置づけられていたと思います。
今は違う道を歩む春(四ツ葉さん)がファンに感謝を伝えるのを見て、
共感してステージに立ったのが何故珠璃とひなきであったか。
それは、二人が春と似た立場にいたからに他なりません。

つまり、珠璃とひなきは、今とは違う形で芸能界で活動していた過去があった上で、
今はそこから変わってアイドル活動をしているため、
変わった自分のことを昔からのファンが応援してくれる喜びを、
あのメンバーの中で誰より共感できるわけなのです。
それゆえに、第120話のステージは珠璃とひなきであったと考えられます。

このように、芸能界における過去を持っていて、
そこから新しい自分を志向して活動していくという同質性を持った珠璃とひなきが、
「新しくて意外」なユニットを目指して結成したのが情熱ハラペーニョであったのです。
よって情熱ハラペーニョは、「新しい自分を志向すること」を、
ユニット活動の核となるテーマとして持ち続けていくのではないかと思います。

珠璃とひなきは、ユニットの結成に際して次のように語り合っています。

「私たち、元々仲がいいから、
 新しくて意外さを感じるユニットができるなんて考えもしなかった」
「ええ」
「でも」
「「いい感じで違ってる!」」
「私のやりたかった意外なユニットの相手が、こんなに傍にいたなんて」
「うん、まさに意外だね!」 (中略)

「ええと、何か照れるけど、組んじゃいますか」
「うん、これからはパートナーとして、よろしく」
「私こそよろしく。どんなユニットになるのか、分からないけど
きっと
面白い
「「ユニットになる!」」 (第132話)


珠璃とひなきは、方向性からして確かに「いい感じで違ってる」アイドルです。
しかし、「意外さ」や「面白さ」――それは「新しさ」と換言できるものです――
を志向しているという点においては二人は一致しています。
この二人の精神こそ、情熱ハラペーニョの中心に他ならないのではないでしょうか。


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