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「笑顔のヒミツ」の正体 (アイカツ!第五十四話考察)

2013.10.26 15:04|アイカツ!
KIRA☆Power/オリジナルスター☆彡KIRA☆Power/オリジナルスター☆彡
(2013/10/23)
STAR☆ANIS

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二年目のOP/EDを収録したCDが発売されました。
個人的には『オリジナルスター☆彡』が、アイカツそのものを歌った曲で、
どことなく『カレンダーガール』を思い出させるためにお気に入りです。
同曲を使った54話のステージは結構はしゃぎながら見ていました。
何てことない毎日に全力で臨んでいくというテーマが好きなのかも知れません。

さて、54話「笑顔のヒミツ」が放送されました。
意外性のある良い表情とはどういったものなのか、いちごたちはセイラたちと一緒に考えます。
サブタイトルで言われている「笑顔のヒミツ」とは何だったのか。
そういったことを考えながら見直してみると、面白い一話であったと思います。
それも含めて以下、54話を見ながら考えたことを順番にまとめていきます。



○『アイカツ!』54話:「笑顔のヒミツ」の正体


(1)いちごとかえでの関係について

まず、宣材の撮影で、蘭がミューズになったことが話に出てきます。

あおいの映画にせよ蘭のミューズにせよ、いちごがアメリカに行っている間に、
居残り組も何かを達成したことが分かりやすく仄めかされていますが、
個人的にはかえでが何をなしたかということに関心があります。
いちごとかえではお互いに影響を与え合った仲なので一層、
かえでがいちご不在の日本で何をしていたのかということが気になるのです。

「お互いに影響を与え合った」とはどういうことかというと、船上ライブの際、
いちごはかえでにアメリカでのアイカツと「自分を信じること」を学んで、
その影響もあって後にアメリカに行くことを決心しました。
対してかえでも、いちごにアメリカのものとは異なるアイドル活動を学んでいたと考えられます。
49話で、かえでは舞台裏の和やかな雰囲気が、日本に来て一番驚いたことだと述べています。

「でもなんか面白いね。きっと集まってくれてるお客さんたちは、
 中でこんなこと話してるなんて、思ってないよ」
「確かに!」
みんなこういうときでもマイペースって言うか、仲いいよね。
 アメリカから来て一番びっくりしたのってそれかも」
「いちごが噛んだから空気ゆるんじゃったのよ。ゆるんゆるんにね」
「まあ、今日もお客さんに最高に楽しんでもらおうね」
「うん、みんなでステージに立ててうれしい!」
「誰が勝ってもうれしいと思う!」 (49話)


かえでが学んだアイカツ、その中心にいたのが他ならぬいちごでした。
実際にこの後、かえではいちごに号令をかけさせています。
かえではいちごに大きな影響を与えましたが、
いちごもかえでに大きな影響を与えたということがここから分かります。

ゆえに、アメリカに行って一回り成長したいちごに対して、
かえでがどのように成長したのかということが気になるのです。
今後かえでにスポットを当てる話が、何だかとても楽しみになりました。


(2)あおいときいの違い

次に、五人がプリクラで合流した後の場面に注目してみましょう。

「で、どうして私たち一緒に歩いてるんだ?」
「プリクラ撮ってたのは、今度のフォトセッションのためでしょ?」
「もちろん! ずばり意外性のある表情を研究するため!」

「「どうすればファンの人たちに喜んでもらえるか!」」 (54話)


あおいときいが似た者同士なのは、声を揃えるこの場面からも分かりますが、
現時点ではアイドルとプロデューサーという立場の差異が、二人を分かっていると思います。
つまり、あおいは「アイドル」としていちごと一緒にファンに向かいますが、
きいは「プロデューサー」としてセイラと一緒にファンに向かいつつ、セイラにも向かいます。
53話の最後に、納得のいかないセイラに向かう、プロデューサーとしてのきいを見出せます。

「あたしの音より、星宮いちごの音の方が弾んでた。
 きらきら光ってて。だから私、勝ってない」
「セイラ……。きい、もっと頑張るね!
 それでセイラのこと、うーんと、プロプロプロデュースする!」
「頼んだよ! プロデューサー」
「うん!」 (53話)


こういったアイドルに向かう姿勢は、プロデューサーだからこそであると思います。
ここにおいて、あおいときいには違いが生まれているのではないでしょうか。

また54話の後半で、それぞれの好きなことが取り上げられますが、
そこでもあおいときいの違いが表れていると思います。
物語中では、いちごのパフェ、セイラの音楽が取り上げられていましたが、
写真を見る限り、他のメンバーの好きなこととして挙げられているのは、
蘭がコーディネート、あおいがアイドルの撮影、きいがデータの処理辺りです。
あおいときいは似ていますが、好きなことの重心は少し異なるのかも知れません。


(3)「いちごファン」のノエル

さらに、セイラの家に行ったときのことを取り上げます。

うわ~、またいちごちゃんが来てくれた~!
「よかったわね、ノエル」
「うん!」

「ここセイラちゃんのお家なんだ」
「ああ」
「きいも初めて来たー! わあ、すてき!」
「うん!」 (54話)


あおいや蘭が店に初めて来たのにも係らず、そのことを取り上げずに、
「またいちごちゃんが来てくれた~」と言ってのけたノエルは、
アイドル好きというよりいちご好きな印象を受けます。

この辺りらいちと差異化されているだけでなく、らいちの穴を埋めているようにも思います。

というのも、らいちは家族補正がかかっていて、
いちごに関しては他のアイドルと異なる見方をしている嫌いがあります。
これがあるために、22話などでいちごが尋常でないアイドル力を発揮したときに、
いちごをアイドルと認めるという固有の役割を担うことができるのですが、
他方で彼を「いちごファン」と言い切るのは少し難しいと言えます。
らいちは、いちごをアイドルとしても見るけれど、いちごファンではないのです。
それに対してノエルは、らいちとは異なった「いちごファン」の視点で、
いちごを見ることができるような気がします。

いちごファンとしては既に駆やりおんが登場していましたが、ほぼ一話限定の登場でした。
ノエルはおそらく継続的に物語に関わってくるので、いちごとノエルの関係を通して、
アイドルとファンの関係が掘り下げられていくといいと思います。
今後そこも一つの見所になるような気がしています。


(4)「アイドルの楽しい」が「ファンの楽しい」へ

今度は、カフェでのあおいの発言を引用してみます。
ここで、特にセイラにとっては重要なことが示されています。

「みんな思いがけないいい顔になるのは、好きなことをしているとき」
「うん! そうかも! 私パフェ見るだけでわくわくしちゃうし!」
私たちの心がわくわくしてれば、
 撮影してくれるファンのみんなもきっと楽しくなってくれる!」 (54話)


この部分でのあおいの発言は、前回に示されたことを補足しています。
53話では最後に「楽しむことが一番大事」ということが提示されましたが、
何故楽しむことが大事なのかというと、それを見てファンも楽しくなるからなのです。

だからこそ、アイドルの務めとしてファンを楽しませることを考え、
相手よりも多くのファンに喜んでもらおうとするセイラの姿勢に対して、
いちごの楽しむ姿勢がもう一つのアイドルの姿勢として提示され得るのです。
いちごはアイドルの務めや勝利することをあまり意識していません。
けれども、そうして深く考えず、純粋に楽しむ姿にファンは惹きつけられます。
「アイドルの楽しい」が、「ファンの楽しい」に繋がるのです。
そういったテーマが改めて強調されていたと言えるように思います。


(5)「笑顔のヒミツ」の正体

最後に、物語全体のテーマを考えてみたいと思います。
サブタイトルにある、「笑顔のヒミツ」とは結局何だったのでしょう。

最終的にいちごの言うように、フォトセッションでパフェを食べたわけではないので、
54話の中で「笑顔のヒミツ」として強調されたのは、
「好きなことをしていること」というより、
「仲間と一緒であること」であったと考えられます。

仲間と一緒であるからこそ、いちごたちは最高の笑顔になれるのです。

54話では、セイラもこの、一緒であることのパワーに気付いています。
最初に何となく感じ取るのは、五人がプリクラで合流した後の次の場面です。

「じゃあ、一緒に考えよう!」
今の声……音が弾んでた
「ほんと?」 (54話)


ここでセイラは、いちごの声を「音が弾んでた」と表します。
誰かと一緒にアイカツをしようとするときのいちごのわくわくした気持ちを、
セイラは弾んだ音として聞き取ったのでしょう。
そして物語の後半でも、セイラは綺麗な音を聞きます。

音が重なってる。ハーモニーが広がってく
「え?」
「つまり、あなたたちは三人でいるときが一番いい顔ってこと、でしょ?」
「うん」 (54話)


ここでセイラは、誰かと一緒であることのパワーを確かに感じ取っています。
だからこそこの後で、仲間と一緒にステージに立つことを考え始めるのです。
「あなたがドならわたしはレ」から直接導き出せない考え方が、セイラに芽生えています。

結論として、写真撮影というアイドルの代表的な仕事を材料に、
二つの意味で「仲間の大切さ」を描いたのが54話であったと思います。
自分では気づけない魅力的な表情に気づいてくれる仲間。
自分を最も魅力的な表情にしてくれる仲間。
そういった大切な存在として、仲間が描き出されています。
この点、久々にソレイユ三人のライブシーンが添えられるにふさわしい、
「仲間がいるから輝ける」ということが改めて描かれた回であったと思います。


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